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「JUMANJI」と同系の、ゲームの内容が現実になっちゃうというお話ですが、こちらは副題通り、宇宙アドベンチャー。10歳の兄ウォルターに相手にされない6歳のダニーは、地下室で「ザスーラ…スペース・アドベンチャー」というゲームを見つけます。ネジを巻いて「GO」のボタンを押すと、小さなブリキの宇宙船がカタカタと駒を進んで、カードが飛び出しました。曰く「隕石に注意。」
すると、いきなり居間に隕石が降り始めます。この調子で、「同僚船員5回休む」のカードが出れば、姉が洗面所で凍ってるし、「ロボット制御不能」でロボットに襲われ、「宇宙飛行士を救助」が出れば宇宙飛行士が飛び込んできて…といった具合。 宇宙の画面は、いかにもCGな感じにも拘らず、とても綺麗。現実的な感じより、ファンタジー的な画面つくりなのかも。肉食トカゲ型エイリアンに襲われたり、兄弟と姉のサラ、突然の来訪者である宇宙飛行士はピンチの連続。危機から抜け出して、無事に家に帰る方法は唯一つ、ゲームをクリアすること、という展開も「ジュマンジ」と同じです。ジュマンジは、ロビン・ウィリアムズというスターのパワーに頼りすぎて、腰砕けになっちゃった感があったけど、ザスーラはあくまでも子役二人が中心。二人とも上手いです!離婚した父親役のティム・ロビンズは、最初と最後に少し顔を出すだけですが、息子達の扱いに時には苦労しながらも、いいお父ちゃんって感じで印象的。 ファンタジーであり、ハラハラドキドキの冒険物でもあるのですが、お話の中心はダニーとウォルターの兄弟の絆なのですよね。自分とは違ってスポーツが苦手で、ゲームをすればズルばかりの弟を疎ましく思っていた兄が、「どんなことがあっても、お前には何事も起こらせない。だって、お前の僕の弟だもの」と言い切り、兄の言葉を信じて危険に立ち向かう弟。最後には一緒にキャッチボールをしてたりして、9歳と7歳の息子の母である私には「ホロリ・・・(TT)」の一幕でしたわ。 この映画でジュマンジのアラン(ロビン・ウィリアムズ)に当るのは宇宙飛行士ですが、その正体は、たぶん途中で予想が付くと思います。ラストでウォルターが、この宇宙飛行士にお熱になっちゃった姉のサラをからかう台詞には笑わしてもらいました。姉ちゃん、これからきっと一生からかわれるのね(笑)
by hyperwani
| 2005-11-15 12:10
| どきどき
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