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前作のトラウマから避けていたものの、遂に見に行ってしまった… だって、♪ウンパッ、ルンパッ ドゥッパ ディードゥ♪ 一度聞いたら、一生耳について離れない、あのバリトン。 緑の髪にオレンジの顔、真っ白な眉毛の小人集団…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
チャーリーと夢のチョコレート工場というよりは悪夢の、と、いう感じ。子供の癖にヘンにこしゃまくれた顔のチャーリー役の子も何か怖い・・・ いくら新作のウォンカ役がお気に入りジョニー・デップでも、監督が好きなティム・バートンでも、この映画、公開直後から息子達にせがまれていたのにも拘らず、思いっきり避けていたのです。だって、新聞なんかの批評では「前作よりもブラック」って書かれてたんだよ。あの恐怖のオカルト、ナイトメア映画よりブラックだなんて、一体どんな恐ろしい映画なのやら!?! でも、やっぱり見に行ってしまった。怖いもの見たさ? 場所は地元の鄙びた映画館。しょぼいくせに値段はダウンタウンの豪華シアター並み。劇場が暗くなり、つまらないCMを映していた画面両側のカーテンが引かれて、スクリーンが広がり、予告が上映される。ティム・バートンの新作クレイ・アニメ「死体の花嫁」… いきなり、おどろおどろしいやんか!!(泣) 雪の降る中、巨大なチョコレート工場が映し出される。あ、なんか「シザーハンズ」みたいv 他にも、ウォンカが工場のリボンを切る時のシルエットが、大きなはさみの手で、シザーハンズへのオマージュがいくつか見られました。チャーリーは超貧乏なバケット家の一人息子。歯磨き粉工場で働くパパと一家を切り盛りするママ、そして4人のおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、工場側の傾いた家に住んでいます(みんな、いい味出してます)。屋根から雪が吹込んでも、毎日キャベツのスープでも、一家は仲良く温かい家庭 -- と、ストーリーはここまでにしておいて、ネタばれいってみよう! まずチャーリーが金のチケットを手に入れるに至った経過が、拾ったお金で買ったチョコと言うのは気に入らない。こら、こら、それは君のお金じゃないだろう!でも、アメリカ的には「Finder's keepers」で見つけた者のものとなるのです。日本でここんとこがどう評価されるのか、興味あります。 でも、この点以外は全て良かった!次々と悲惨な目にあう子供達は、ウザさ十分のガキどもで、同情の余地なし。何でも自分が一番じゃないと気がすまない子、欲しいものは何でも手に入れる子、俺は何でも知っているがお前はバカだ、な子・・・今時の子供達には「こいつ、○○みたいだ!」と、クラスに一人はいるイヤなヤツを思い出すに違いない。 ウンパルンパが工場で働くことになった経過も説明されていますが、この映画の彼ら(?)はユーモラスで、ウォンカとは対等のパートナー。テクノな歌と踊りも楽しい。 なぜウォンカがチョコに情熱を傾けるようになったのかの経過も描かれて、ほろ苦さを添えています。酷い目にあった4人の子供達と親もちゃんと生きて(笑)工場を出て行くところが添えられ、ちょっと安心。でも、青くなっちゃったヴァイオレット嬢と、引き伸ばされちゃったマイク君はずっとあのままなのかしら? もしかして、その後の彼らが出てくれかなとエンドタイトルが終わるまで見てたけど、何にもありませんでした。やっぱブラックだ。 ところで、ウォンカが後継者を探そうと思い立ったきっかけは、一本の長い白髪。同年代として、身につまされるものがありましたわ。
by hyperwani
| 2005-08-05 01:29
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