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「ナイトメアー・ビフォー・クリスマス」以来の、ティム・バートン監督によるクレイ・アニメ。観終わったときは、しみじみしながらも「まぁ、こんな物かな?」と思っていたのですが、時間が経つと、またもう一度観たくなってしまう、不思議な魅力を持つ作品です。今回は特にネタバレ激しいので、未見の方は注意してくださいね。
最初はえらくゴーインな押しかけ女房の死体の花嫁(Corpse Bride)、エミリー、どんどん魅力的に思えてきます。ヘレナ・ボエム・カーターの低い声も、魅力を加えてると思う。最初から、ビクターと結ばれるのは、ビクトリアだろうなと予想がつくだけに、彼女の健気さが本当に胸を突く・・・ 冒頭、時計の音にあわせた街の様子が映し出されますが、ここで既にワクワクします。バートン作品はこういうの上手いなぁ。ビクターの部屋が映るときに、壁にかかった子供時代のビクターとわんこの写真をチェックしてください。骨になっても可愛いスクラップの「毛皮のあった頃」の姿です。私も死んだ愛犬に会いたいので、骨になっても主人を想うスクラップがいとおしくてなりません。 人間の街はモノトーンなのに、死者の国は本当にカラフルで賑やか。個性豊かな死体達(?)には、惚れこんでしまいます。こんな死後なら恐くない!それにしてもエミリー、なんで、あんな胡散臭い男に惚れちゃったのかなぁ… 単に惚れっぽい性格だったのでしょうか。肖像画ででも、生きていた頃のエミリーの姿が観たかったな。 最初にビクターが蝶を開放するのは、エンディングでエミリーの魂が無数の蝶となって天に召されることへのオマージュだったと、後から気付きました。この世への未練を断ち切ると、天に召されるっていうか、成仏するのって、よくある話だけど(ゴーストとか)、すると、あの死者の国にいたのは、みんな未練の残っている人達なのかしら?それとも単に楽しいから残ってるだけだったりして??
by hyperwani
| 2005-10-29 06:00
| ほろほろ(TT)
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